長友佑都、コロンビア戦金星「神様のご褒美」 “4年間自問自答”で天に届いた思い

DF長友佑都は勝利の喜びを「格別」と表現し、「神様がご褒美をくれた」と感慨にふけった【写真:Getty Images】
DF長友佑都は勝利の喜びを「格別」と表現し、「神様がご褒美をくれた」と感慨にふけった【写真:Getty Images】

2010年大会以来のグループリーグ初戦白星も…長友「こっちのほうが格別」

 一念通天を体現する勝利だった。19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で日本は2-1と金星を挙げている。DF長友佑都は勝利の喜びを「格別」と表現し、「神様がご褒美をくれた」と感慨にふけった。

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 試合は開始3分に相手MFカルロス・サンチェスがハンドの判定で一発退場となり、そのプレーで得たPKをMF香川真司が決めて先制。しかし前半39分、相手にFKを叩き込まれて1-1のまま後半に突入した。緊迫したムードのなか、後半28分にMF本田圭佑の左CKからFW大迫勇也が決勝のヘディング弾を叩き込み、日本が2-1と勝利を収めている。

 日本がW杯グループリーグ初戦を白星で飾ったのは、ベスト16に進出した2010年南アフリカW杯カメルーン戦(1-0)以来だ。当時、左サイドバックとして出場した長友は、相手のエースFWサミュエル・エトーを封じて完封勝利に貢献した。その大会で頭角を現わした長友は一気に選手としての階段を駆け上がり、チェゼーナを経てセリエAの名門インテルに加入している。そのサクセスストーリーが始まるきっかけとなったのが、このカメルーン戦だった。

 だが長友にとって、ロシアW杯初戦の喜びは、2010年大会を上回るものだったという。「こっちのほうが僕は格別ですね。ブラジルW杯が終わって4年間はとにかく自問自答しながら自分自身と戦ってきた」と回想する。

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