GK川島、失点の“低弾道FK”で本音吐露 「壁の下を越えた時点で厳しいなと」
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日本の1-0リードで迎えた前半39分、壁4枚の下を通される技ありの一撃で失点
その瞬間、会場はコロンビアサポーターの大声援に包まれた。19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で、日本が1-0とリードして迎えた前半39分にFKから失点。壁の下を通される技ありの一撃だったが、GK川島永嗣は「壁の下を越えた時点でもうかなり厳しいなと思った」と本音を吐露している。
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試合は開始3分に動いた。相手MFカルロス・サンチェスがハンドの判定で一発退場となり、そのプレーで得たPKをMF香川真司が決めて幸先良く先制。一人多い状態となった日本だが、前半39分にコロンビアの反撃を受けてしまう。
日本は自陣エリア手前でFKを献上し、キッカーはコロンビアのMFファン・キンテーロ。左足を振り抜くと、日本の壁4枚の下を通過する低弾道シュートを放ち、意表を突かれたGK川島は一瞬遅れて反応。自らの体がゴールの中に入った状態でボールを止め、最後は必死にかき出した。しかし、ボールがゴールラインを割ったか判定するゴールラインテクノロジーでチェックした結果、ボールはラインを完全に割っており、ゴールが認められている。
この時、主審にノーゴールを猛アピールしていた川島だが、「壁の下を越えた時点でもうかなり厳しいなと思った」と本音を漏らしている。あと一歩のところだったが、わずかに反応が遅れた分、ボールを弾き出すタイミングが間に合わなかった形だ。