コロンビアの“戦犯”は誰? 現地紙が「違いを生み出せなかった」と糾弾したのは…

コロンビア紙がファルカオの機能不全を指摘【写真:Getty Images】
コロンビア紙がファルカオの機能不全を指摘【写真:Getty Images】

直接FK弾のキンテーロは一定の評価も、ファルカオの機能不全を指摘

「日本戦でのコロンビアの“戦犯”は誰だ?」――。ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦、日本はコロンビア相手に2-1の劇勝となったが、コロンビアにとっては真逆の悪夢となった。地元紙「エル・ティエンポ」では、この日精彩を欠いたFWラダメル・ファルカオ、MFハメス・ロドリゲスら主力メンバーを「違いを生み出せなかった」と糾弾している。

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 試合は前半3分に香川のシュートをハンドでブロックしたMFカルロス・サンチェスが、一発レッドカード。「3分での退場がこの日の戦略を終わらせた」と32歳のボランチがピッチを去ったことを嘆いている。

 そして槍玉に挙がった一人目がファルカオだ。「エル・ティグレ(スペイン語で虎。ファルカオのニックネーム)はW杯で初出場した。コロンビアがスコアボードを動かした際にはチームメイトを引っ張り上げたが、プレー関与は遅れた。FWとして不具合を起こしていた。同点ゴールは彼が戦い、得たセットプレーの後に生まれた。それ以外にも二つのチャンスを生み出したが、パスが的確でなく、決めきることができなかった」と少々同情的ながら機能しなかったことを触れている。

 同点ゴールとなる直接FKを決めたMFフアン・キンテーロが「パスはシャープだった」と褒められている一方、厳しい声が寄せられているのはサンチェス、ハメスらだ。

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