“低弾道FK”をニアに叩き込まれたGK川島 「驚くようなプレー」と伊メディア酷評
コロンビア戦の採点を公開、川島はチーム最低点の「5点」
日本代表は現地時間19日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で、2-1の勝利を飾った。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は試合の採点を公開し、FW大迫勇也に両チーム最高の「7点」をつけた。一方で、GK川島永嗣には「驚くようなプレー」と、退場したコロンビアMFカルロス・サンチェス以外ではワーストタイの「5点」を与えている。
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日本は前半3分、最終ライン背後のボールに抜け出した大迫が相手と競り合いながら前進してシュートを放った。これはGKダビド・オスピナに弾かれたが、こぼれ球を押し込みにいったMF香川真司のシュートをサンチェスがハンドでストップし、一発退場。日本は数的優位となったうえに、このPKを香川が決めて1-0とリードを奪った。前半のうちに日本はFKから同点とされるが、後半28分に大迫がコーナーキックからヘディングシュートを決めて2-1で競り勝った。
同メディアの採点では、2ゴールに絡んだ形になる大迫が両チーム最高の「7点」を与えられ、退場したサンチェスはワーストの「4.5」となった。日本は軒並み高採点で、フィールドプレーヤーでは出場時間が短く採点なしのMF山口蛍を除く全員が及第点の「6点」以上。DF昌子源、DF吉田麻也、DF長友佑都、MF柴崎岳、MF原口元気、MF香川真司が「6.5点」だった。
その中で、酷評されたのは川島だった。同点ゴールの場面では、日本から見て左45度付近からのFKで、相手MFフアン・キンテーロが壁の下を狙ったグラウンダーのシュートを放った。川島は飛びついてボールにコンタクトしたが、両手で飛び込んだプレーはボールに触った時点ですでにゴールの中。試合記事でも「川島の驚くようなプレー」と記され、採点は退場したサンチェスを除く両チームワーストタイの「5点」だった。
コロンビアではキンテーロが「6.5点」を得たのが最高で、軒並み及第点未満だった。そして、1トップで出場したFWラダメル・ファルカオは川島と並ぶ「5点」とされた。
国際サッカー連盟の発表でもマン・オブ・ザ・マッチとされた大迫は、イタリアメディアでも高評価を得た。一方で、守護神の川島のFKに対するプレーは、“守備の国イタリア”からは酷評される結果になった。
(FOOTBALL ZONE編集部)