本田、決勝点演出も「調子に乗らずギャップを埋めたい」 アシストを誓った相手とは?

北京五輪世代の盟友へ「3大会連続、岡崎にアシストしたい」

 本田が話した通り、当時のカメルーンは精神的支柱のMFリゴベール・ソングではなく、若手MFジョエル・マティプを起用していた。前半のうちに本田がゴールを奪って相手のペースを崩したゲームと、この日の前半3分に退場者を出させ、さらに香川のPKで先制した試合展開に重なるものがあるとしている。

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 そして本田は「この勝利を、冷静に調子に乗れれば。僕はあまり調子に乗らずにギャップを埋めたい。(原口)元気とか昌子(源)、(酒井)宏樹、(乾)貴士なんかは、今日に勝ったことですごく緊張感がほぐれたと思う。貴士も不完全燃焼だったと思うし、後悔しない大会にするためにも次から貪欲に行けると思う」と、W杯のゲームに初出場となったメンバーに好影響を与える勝利になったと語った。

データ分析会社「オプタ」によれば、本田はW杯3大会連続でアシストを記録した初のアジア人になった。本田自身、「3大会連続、岡崎にアシストしたいですね」と、この日は途中出場だった北京五輪世代の盟友であるFW岡崎慎司の3大会連続ゴールへのアシストに意欲を示した。流れのなかでのプレーにインパクトは欠いたが、今大会全体を見てもキーポイントになっているセットプレーで、キッカーとして日本の勝利を導いた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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