セネガルが2-1でポーランド撃破 両エースのマネとレバンドフキはノーゴール
前半37分にセネガルが相手のオウンゴールで先制
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループHのポーランド対セネガルの一戦が現地時間19日に行われ、セネガルが2-1で勝利した。
直前の試合で日本がコロンビアに勝利(2-1)したことで、戦前以上の混戦が予想されるなか、欧州のポーランドとアフリカのセネガルが勝ち点3を目指して激突したた。ポーランドは主将でエースのFWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン)を先発起用。その他にもMFアルカディウシュ・ミリク(ナポリ)や日本代表MF香川真司の同僚であるDFウカシュ・ピシュチェク(ドルトムント)がスタメンに名を連ねた。一方、セネガルは主将でエースのFWサディオ・マネ(リバプール)が先発のピッチに立った。
両者の対戦は立ち上がりから一進一退の攻防が続いた。ボールを保持しながらサイド攻撃でチャンスを構築するポーランドに対し、セネガルは組織的な守備で対抗。上手くレバンドフスキを孤立させることで、カウンターからチャンスを創出していく。
ファーストチャンスは前半20分。セネガルのDFユースフ・サバリ(ボルドー)が自陣でボールをカットすると、スピードのあるドリブルで前へと運び、前線へスルーパス。これに抜け出たFWエムバイ・ニアング(トリノ)がシュートを放つも、これはゴール右に外れた。その直後には、今度はポーランドが右サイドを攻略し、最後はMFカミル・グロシツキ(ハル・シティ)が合わせたが枠には飛ばなかった。
前半33分にはセネガルが右サイドを突破し、DFムサ・ワゲ(オイペン)のクロスから中央で混戦を作るもゴールは生まれず。その勢いのままに37分には左サイドでニアンがボールを奪取すると、中央のマネを経由してDFイドリッサ・ゲイエ(エバートン)がシュート。これがポーランドDFチアゴ・チョネク(スパル)のオウンゴールを誘い、セネガルが先制点を奪取した。