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ワールドカップまでの5日間をめいっぱい楽しむために 過去4大会のデータから浮かび上がる日本代表のW杯初戦のスタメンは?
過去4大会で23名が該当する。こうして並べてみると、歴代監督の下で信頼を得ていた中心選手ばかりだ。しかし、ここまで信頼を得ていたにも関わらず、本大会で先発を外れた選手が存在する。それは、2010年大会の岡崎慎司、今野泰幸である。
当時、岡崎は本大会を迎えるまで1トップを務めていたが、自身のコンディションもチームの調子も上がらず、本大会初戦に1トップの位置を本職ではない本田圭佑に奪われたのだ。本田のポジションには代わって松井大輔が入った。
今野に関しては、チーム全体が守備的戦術を採用するにあたって、内田篤人に代わりテストマッチ3戦でサイドバックのポジションを務めていた。にも関わらず、本体会初戦では駒野友一にポジションを奪われることになる。
2つ目。本大会初戦の先発に名を連ねたのは、過去4大会でのべ44人。この内、直前のテストマッチ3戦において先発出場をしていない選手は、たったの2名のみである。その2名とは、上述の松井と駒野である。
2010年大会直前当時は、4連敗という危機的状況の中でテコ入れを図る必要があった、というチーム事情がある。そのためにこのような例外が起こったが、裏を返せばその他の3大会においては、直前のテストマッチで3戦先発出場した選手は必ず本大会初戦でも先発を果たしており、3戦で1試合も先発していない選手は本大会初戦で先発することは無かった、という事実がある。