W杯初采配で初勝利の西野監督 「柴崎が良くゲームメイクしてくれた」と司令塔称賛
先制点を勝因に挙げた指揮官 次戦セネガル戦は「まだ考えられない」
日本代表の西野朗監督が、19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦のコロンビア戦で、W杯初采配で見事1-0で初勝利を勝ち取った。MF柴崎岳(ヘタフェ)のゲームメイクを称賛し、先制点を勝因に挙げた。
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「落ち着いて選手が入ってくれて、先制できたのがリズムを作れた要因」
圧倒的不利とされたコロンビア戦で、西野采配が冴えた。トップ下で先発起用した香川真司(ドルトムント)が、前半3分に左足シュートで相手MFのペナルティーエリア内でのハンドを誘発。退場に追い込んだ末に、先制PKを決めた。
そしてDF槙野智章(浦和)の代わりに先発したDF昌子源(鹿島)が、相手のエースFWラダメル・ファルカオを封殺。香川と交代し、後半途中からピッチに送り出した本田圭佑は、CKからFW大迫勇也の決勝点をアシストした。
「リアクションだけにならず、自分たちのボールを持てる、その中でゴールを目指す中盤の構成を考えた。柴崎が良くゲームメイクをしてくれた」
柴崎が中盤から好パスを配球。故障で途中交代するまで、見事なゲームメイクを見せた。
それでも、南米の雄は地力を見せつけた。「10人というのは感じない。ポジションで優位に立たないといけない。後半になっても良いポジションから数的優位を作ってゲームを進められた」と西野監督は語った。
「選手がタフに戦ってくれた結果。今はまだ(セネガル戦を)考えられない」
南米相手にアジア勢としてW杯初勝利を勝ち取った西野監督。勝利の余韻に酔いしれていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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