マンUがデ・ヘアに移籍金42億円を加え、セルヒオ・ラモス獲得オファーへ

2年連続の白い巨人から大型補強なるか

 マンチェスター・ユナイテッドがスペイン代表GKダビド・デ・ヘアに3000万ユーロ(約42億円)の移籍金を加え、レアル・マドリードのスペイン代表DFセルヒオ・ラモス獲得のオファーを出したと、スペイン地元紙「アス」が報じている。
 マンUは、2年連続でファン選出の年間MVPにも輝いた守護神の放出危機に反転攻勢を仕掛け、課題の最終ラインの補強に打って出た。年俸交渉をめぐってレアル幹部と関係を悪化させているラモスをデ・ヘア放出の条件として突きつけたようだ。
 クラブは契約期間をあと1年残したデ・ヘアに加え、約42億円の移籍金を提示。アンダルシア出身のストッパーに現在レアルで手にしている年俸の2倍となる1200万ユーロ(約16億8000万円)という巨額の年俸も提示しているという。
 昨年、英国史上最高額となる100億円超の移籍金でレアルからアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを獲得した。2年連続で白い巨人から大型補強を展開しようとしている。
 マンUの動きが表面化したのは最近だが、すでに水面下でラモスの兄で代理人でもあるレネ・ラモスとロンドンで会談を済ませ、マンUが獲得に興味を持っていることを伝えていたという。
 昨夏は巨額の移籍金を投入してディ・マリアらワールドクラスの選手を補強し、マーケットを制したユナイテッドだが、今年も移籍市場の主役となりそうだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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