チーム内でミーティング、選手たちが思い思いにメッセージを発信

　日本代表は19日、ロシア・ワールドカップ（W杯）グループリーグ初戦のコロンビア戦に臨む。出場が予想されるMF香川真司だが、難敵との一戦を前に「ああいう場で喋るの苦手かも…」と意外な告白をしている。

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　2014年ブラジル大会で1-4と惨敗した相手との再戦を迎えるなか、18日に会場となるサランスクのモルドビア・アレーナで日本は前日練習を行った。チームはミーティングを開き、選手がそれぞれ思い思いにメッセージを発信したという。

　報道陣からその話を振られると、香川は「その情報をどこから得るんですか。逆に凄いですね」と驚嘆。続けざまに「僕はそんなに大したことを言っていないですね。ああいう場で喋るのは苦手かもしれないです」と吐露している。

　大勢の前で喋るのが苦手という“弱点”を明かした香川だが、ミーティングは絶大な効果があったようだ。「みんな一人ひとり、熱いものがありますし、人それぞれの考え方があるので、それを改めて共有できたのは良かった」と気持ちを引き締めている。

　トップ下での先発が濃厚とも言われる香川。「自分たちのやるべきことをやれば、絶対チャンスは作れると思う」と自信を覗かせる。ミーティングで心を一つにした西野ジャパンは、コロンビア戦で一丸となって勝利をつかみにいく。