「感動だわ」 山口、“決意のレガース”写真に盟友・清武が反応「蛍、ありがとうな!!」

山口(左)が盟友・清武の名前を刻んだ“決意のレガース”写真を公開した【写真:Getty Images】
山口(左)が盟友・清武の名前を刻んだ“決意のレガース”写真を公開した【写真:Getty Images】

コロンビア戦前夜、思いが綴られたレガース写真をツイッターに投稿

 日本代表は19日、ついにロシア・ワールドカップ(W杯)の初陣を迎える。運命の初戦で4年前のブラジル大会で苦杯を舐めたコロンビアと激突するが、MF山口蛍(セレッソ大阪)は公式ツイッターに一枚の写真を投稿。大舞台に立つことができなかった盟友への思いを込めて、大一番に挑む。

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 西野ジャパンは6月3日にオーストリア合宿をスタートさせると、8日に国際親善試合スイス戦(0-2)、12日に国際親善試合パラグアイ戦(4-2)とW杯前に2試合を行った。13日からベースキャンプ地のカザンでトレーニングを積み、17日にコロンビア戦の会場となるサランスクへ移動した。

 19日にはW杯初戦を迎えるが、自身二度目のW杯に挑む山口はコロンビア戦前夜に自身の公式ツイッターを更新し、一枚の写真をアップした。「Winning-Fight with Kiyo」??。そこには「勝利への戦い キヨとともに」と英語の文字が施された黒のレガースが置かれている。

 キヨとは、C大阪で同僚のMF清武弘嗣のこと。清武はW杯アジア予選で9試合に出場し、一時はMF香川真司(ドルトムント)とトップ下のレギュラー争いを演じるほどに存在感を高めていた。しかし、今季はふくらはぎの負傷など4度にわたって戦線離脱。思うようにアピールができず、ロシア行きのメンバー23人から漏れていた。

 山口と清武は4年前のW杯にも出場している戦友で、山口が最終23人に選ばれた際には会見で「同じチームメイトであるキヨくん(清武弘嗣)と(杉本)健勇が選ばれなかったので、その二人の思いも背負って、頑張って戦ってきたいと思います」と語っている。

 投稿は写真だけでメッセージが綴られていないが、レガースに刻まれた文字が全ての思いを物語っているといったところだろう。これには清武も反応し、山口の投稿から約5時間後に自身のツイッターで「蛍、ありがとうな!! 感動だわ。日本のために頑張って 応援してる!!」と感謝の思いとエールを送った。

 山口は盟友の思いも背負い、グループリーグ3試合の戦いに向かう。

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