「西野J全23人≒ハメス」 日本とコロンビアの一戦は「95億円vs327億円」の“格差対決”
ハメス一人で推定市場価格は91億円! 世界の強豪国と日本の格差が浮き彫りに…
西野朗監督率いる日本代表は、19日のロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でコロンビア代表と激突する。南米の雄には司令塔のMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)、主将でエースのFWラダメル・ファルカオ(ASモナコ)、切り込み隊長のMFフアン・クアドラード(ユベントス)とワールドクラスのタレントが揃う。日本にとっては、2014年のブラジルW杯で苦汁をなめさせられたリベンジを狙う一戦となる。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
最新のFIFAランキングでは、コロンビアが16位、日本が61位。さらに、ドイツ移籍情報サイト「transfermarkt.com」が移籍金や活躍度、年齢などを踏まえて総合的に算出している選手の推定市場価格を見ると、その“格差”は浮き彫りとなった。
日本代表のトップは、2大会連続で日本の「10番」を背負うMF香川真司(ドルトムント)の16億9000万円だ。今年2月に左足首を負傷し、約3カ月にわたって戦線離脱。それでも、ロシアW杯前最後のテストマッチとなったパラグアイ戦(4-2)でトップ下として先発出場すると、1得点2アシストの活躍で強烈なインパクトを放った。
一方、コロンビアの1位はハメスだ。100億円の大台にこそ届かなかったが、91億円は両チーム全46選手の中で断トツの金額。ブラジルW杯で大会得点王(6ゴール)に輝き、その後レアル・マドリード、バイエルンと世界的なビッグクラブでプレーする実力を証明する評価を受けている。
チーム単位で登録メンバーの総推定市場価格を見ると、日本の合計約95億円に対して、コロンビアは約327億円と約3.4倍の差という結果になった。ハメス一人で日本の総額とほぼ対等、コロンビアの平均推定市場価格14億2000万円を超えたのも香川一人だけだった。
相性の悪い南米勢と初戦で当たるという試練、そして約3.4倍の格差をはねのけ、日本は4年前のリベンジを果たせるだろうか。