“10番”香川へ、元独代表リトバルスキーが提言 「重荷背負いすぎ」「今こそ楽しむべき」
「W杯の試合で悩み始めると、もう終わり」
ドルトムントでは「小さな魔法使い」と呼ばれるほど才能を輝かせる香川だが、代表のユニフォーム姿を通じて伝わってくるのは責任感とプレッシャー。パラグアイ戦もチェックしたリトバルスキー氏は、“活躍しなければ”と気負いすぎるがあまり、重くなった足かせを外すことを提言している。
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「日本の選手の多くがそうだが、自分が活躍しなければ、周囲が喜ばないという不安感を抱いているように見える。私も現役時代、そうでした。ドリブラーだったので、リスクを冒すことが役割です。相手を抜けずにカウンターを受けることもある。自分がドリブルで相手を抜いて、チャンスを作ることができれば、ゴールを決めたなら、サポーターは喜んでくれる。でももしそれができずにボールを失ったなら、必死に取り返せばいい。失敗を恐れてはいけない」
「香川選手もプレーでリスクを冒してほしい。彼にはできる。ドルトムントの最初に見せてくれたように。ワールドカップの試合で悩み始めると、もう終わりです。自分の本能に従い、香川選手らしいプレーも見せてほしい。日本代表選手もマインドをクリアにしてほしい。そうすれば、コロンビア相手にも素晴らしいプレーを見せることができると思います」
ドルトムントではループシュートなど、創造性溢れるプレーで大観衆を沸かせている香川。プレッシャーから解き放たれ、自分らしいプレーでコロンビア守備陣を脅かすことができれば、日本の初戦勝利の確率はグッと高まっていくはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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