なでしこMF阪口が語る安藤とチームの絆

オランダ戦も“23人”で戦う

 なでしこジャパンMF阪口夢穂(日テレ)が女子FIFAW杯1次リーグ初戦スイス戦で決勝点となるPKを獲得した際、左足首を骨折したFW安藤梢(フランクフルト)が治療のために帰国後もロッカールームで“激励”していることを明らかにした。
 23日(日本時間24日)の決勝トーナメント初戦オランダ戦を控えて、記者会見に出席した阪口は記者会見で無念の離脱となった安藤について質問をされた。
「ロッカールームで安藤選手と電話でつなげたり、こっちの声もあっちに届くようにしてたし、安藤選手の声もこっちに聞こえてました。なんといっても白いくまさんが安藤選手の身代わりとなっているので問題無いです」
 初戦の難敵スイス戦で相手GKと激突。決勝のPK奪取と引き換えに、足首を骨折した安藤は手術を受けるために帰国した。連覇を目指すなでしこジャパンの中核である安藤はロッカールームで声を届けて、チームを激励している。そして、日本代表のベンチには安藤のユニホームを着た白いクマの人形が守り神として鎮座している。
 不慮のけがで22人となったなでしこジャパンだが、23人の心をつなげた総力戦で、2011年ドイツ大会に続く連覇を目指している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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