香川真司、10番「気にしてない」発言 「過大なものは求めていない」の真意は?
名波浩から続くW杯日本代表10番の系譜、2大会連続でエースナンバーを背負う香川
日本代表はロシアW杯で6大会連続出場を果たしており、これまで4人の男が日本の10番を背負ってきた。2大会連続でエースナンバーを背負うMF香川真司だが「気にしてない」とどこ吹く風。自然体のまま「信じてやるだけ」と活躍を期している。
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W杯10番の系譜は1998年フランスW杯のMF名波浩から始まった。2002年日韓W杯でFW中山雅史、2006年ドイツ杯と2010年南アフリカW杯でMF中村俊輔と続き、2014年ブラジルW杯と今大会は香川が10番を背負う。
「背番号は特に気にしていない」という香川。「そこに過大なものは僕自身求めていない」
と口にしているが、その一方で“10番”のプライドを覗かせている。
「責任感はすごく持ってやってきた。そのスタイルは変わらないですし、むしろそこに誇りを感じてやっている。それを信じてやるだけ」
14年大会では目立った活躍を見せられないまま大会を後にした。悔しさを胸に秘めながら迎えた二度目の大舞台だが、「いつも通りの調整を心がけてやっているつもり」と冷静なスタンスを崩さない。
「過去のことを思い返すこともない。しっかりと試合で全力を尽くす。日々全力を尽くしてやってきたので問題ないと思っています」
全力宣言の香川は自信を垣間見せている。14年W杯で1-4と惨敗したコロンビアとの試合で、日本の10番は輝きを放つだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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