スペインDFラモスが味方をかく乱!? C・ロナウドのPK成功の影に“逆指示”「右だ」
レアル同僚C・ロナウドの癖を知っているはずながら、指示した方向は無念の逆
ポルトガル代表はロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦でスペインと対戦し、3-3の壮絶な打ち合いを演じた。エースのFWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックの大活躍を見せたが、1点目のPK成功の裏にはレアル・マドリードでチームメイトのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスの助けがあったようだ。
前半2分、ロナウドはスペイン代表DFナチョに足を掛けられてPKを獲得。キッカーはロナウド自らが務めた。このシーンのリプレーを見ると、ロナウドがボールを蹴る直前、ゴール前に立ったスペイン守護神ダビド・デ・ヘアにラモスが近づき、頭で方向を指しながら「(向かって)右だ」とアドバイスしている様子が映し出されていた。
レアルでの練習からロナウドのPKの癖を知っていたはずのラモスは、その後もキック前のロナウドの後ろで、「右だ」と誘導。デ・ヘアはこのアドバイスを真摯に受け止めたのであろうか。思い切り右に向かってダイブし、逆方向に決められて大事な先制点を許してしまった。
ラモスはUEFAチャンピオンズリーグ決勝でエジプト代表DFモハメド・サラー(リバプール)の腕を巻き込んでピッチに倒れ込み、左肩の靭帯を損傷させるなど話題には事欠かない。今回の予想外れの失点は、キャリアの中でも“負の歴史”として人々の脳裏に刻まれるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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