親友対決実現なるか スペインとロシアの両雄をつなぐ絆「神が望めばその通りに…」
ロシア代表MFチェリシェフとスペイン代表DFナチョがともに初戦でゴール
ロシア・ワールドカップ(W杯)初戦でゴールを奪ったロシア代表MFデニス・チェリシェフ(ビジャレアル)と、スペイン代表DFナチョ(レアル・マドリード)が国を越えて互いにエールを送り合った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
6月14日に開幕したロシアW杯は、連日熱戦が続いている。今大会の参加国でFIFAランキングが最も低く(70位)、下馬評が低かったロシア国は、オープニングマッチでサウジアラビアに5-0と大勝を収めた。一方で、強豪国同士の対戦となったポルトガルとスペインのイベリア半島ダービーは、3-3 とW杯史に残る壮絶な打ち合いを演じた。
ロシアは途中出場のチェリシェフが、2得点を挙げるラッキーボーイの活躍。スペインではナチョが、ペナルティーエリア外から華麗なスーパーボレーを叩き込んだ。このゴールで脚光を浴びた二人は、少年時代からの親友だという。
チェリシェフとナチョはともにレアルの下部組織で育ち、同じ1990年生まれ。チェリシェフが2013年にセビージャへ期限付き移籍するまで、10年以上もの月日をチームメイトとして過ごしてきた。W杯では揃ってゴールを決めたが、記事によればチェリシェフはナチョに祝福のメッセージを送ったという。
page1 page2