日本に追い風!? ロシアW杯の“異変”を海外誌が指摘 「優勝候補が躓き続ける」
前回王者ドイツが敗戦、アルゼンチンやブラジルもまさかの引き分けスタート
ロシア・ワールドカップ(W杯)は、グループリーグ初戦から波乱が巻き起こっている。グループFでは前回王者ドイツがメキシコに0-1で敗れ、いきなりアップセットを食らった。グループE組では優勝候補筆頭のブラジルもスイスに1-1で引き分け、スタートで躓いている。
この波乱を受け、米国で最も権威のあるスポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」が、「優勝候補が躓き続ける電撃的なW杯」と特集。メキシコがドイツを下す歴史的な勝利を引き合いに出し、「優勝候補の低調なパフォーマンスが止まるところをしらない」と、その“異変”を紹介している。
今大会で初陣を飾れなかったのは、ドイツやブラジルだけではない。2010年大会を制した“無敵艦隊”のスペインはポルトガルのエースFWクリスティアーノ・ロナウドにハットトリックを許して3-3と引き分け、アルゼンチンも初出場の格下アイスランドに1-1と足踏みを強いられた。
記事では、グループリーグ初戦で勝利を収めた強豪国にも警鐘を鳴らしている。フランスはオーストラリアに2-1、ウルグアイはエジプトに1-0と競り勝ったが、「極端に単調な出来だった」と、磐石なスタートを切っていないことを指摘した。
日本代表は決して下馬評は高くない。だが、ロシアの地で起きている番狂わせの流れに乗れば、強豪コロンビア相手に奇跡を起こしてもおかしくはない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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