日本のテクニシャン香川真司は何位? W杯出場32か国「10番・推定市場価格ランク」
メッシとネイマールが234億円で貫録の1位 香川はアジア勢トップの20位にランクイン
ロシア・ワールドカップ(W杯)には出場32カ国、全736選手が参加。エースナンバー10を託された32人は、チームの顔であるスタープレーヤーが中心だが、なかには将来性を期待された有望株もいる。ここでは、ドイツ移籍情報サイト「transfermarkt.com」が移籍金や活躍度、年齢などを踏まえて総合的に算出している推定市場価格を元に、10番の“価値”をランキング化した。
1位はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとブラジル代表FWネイマールが同率。234億円は3位のエジプト代表FWモハメド・サラーに約40億円の差をつけており、断トツの数字だ。二人は「10番」というフィルターを外して見ても、全736人の中でもトップとなっている。奇しくもメッシ、ネイマールともにグループリーグ初戦はノーゴールで引き分けに終わったが、第2戦以降、その価値に相応しいプレーを見せてくれるだろう。
唯一の10代であるフランス代表FWキリアン・ムバッペは、156億円で堂々の4位。日本代表とグループリーグで対戦するコロンビアの司令塔MFハメス・ロドリゲス、セネガルのエースFWサディオ・マネが91億円で8位に入った。
ブラジルW杯に続き2大会連続で10番を背負う香川は、16億9000万円で20位。イラン代表FWカリム・アンサリファルド(5億2000万円/25位)、韓国の新鋭FWイ・スンウ(1億3000万円/29位)、オーストラリア代表FWロビー・クルーズ(1億1700万円/30位)、サウジアラビア代表FWモハメド・アル・サハラウィ(8450万円/31位)を抑えてアジア勢ではトップだった。
無論、エースはチームを勝利に導いてこそ評価されるもの。19日にハメス擁するコロンビアと対戦する香川は、プレーで自らの価値を証明できるだろうか。