W杯白星発進のイラン代表GK、スペイン戦へ自信 「我々に勝つことは容易ではない」
守護神ベイランバンドは初戦勝利も慢心なし「我々には祝う時間はない」
イラン代表はロシア・ワールドカップ(W杯)でポルトガルやスペインが同居するグループBに入った。初戦で20年ぶりの勝利を飾ったなか、GKアリレザ・ベイランバンドは、次に迎えるスペイン戦に勝利して首位をキープしたいと考えているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じた。
サウジアラビアに続き、“第2のアジア勢”として大会2日目の15日に初戦を迎えたイランは、モロッコと対戦。相手に押し込まれる時間帯こそ長かったものの、シュートに対して体を投げ出すなど集中したディフェンスを披露すると、後半アディショナルタイムにセットプレーから相手のオウンゴールを誘って劇的な勝利を手にした。同組のポルトガル対スペインが3-3の引き分けに終わったため、イランは初戦終了時点で首位。悲願の決勝トーナメント進出に向けて幸先良いスタートを切った。
しかし、ベイランバンドは勝利の余韻に浸らず、残り2試合の重要性を語っている。モロッコに勝利した後、「我々には祝う時間はない」と語った守護神は、「次の試合に集中しなければならない」と強調。また、監督の電撃交代があったスペインに対しては「スペインのようなチームは、ギリギリに監督を代えたからといって問題は発生しない。彼らは主将や素晴らしい選手たちが、チームを牽引することができる」と、それがアドバンテージにはならないと気を引き締めた。
「スペインが歴史上最高のチームの一つであることは誰もが知っているが、彼らが我々に勝つことは容易ではないと保証できる」
現地時間20日に行われるスペイン戦では、どのような戦いが待ち受けているのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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