高みを目指す次世代エース 中島が最終予選に向けてレベルアップを誓う
J1初ゴールを記録
U-22日本代表MF中島翔哉は22日、 国際親善試合コスタリカ戦(7月1日・仙台)に向けて個人、 チームのレベルアップを誓った。同代表で背番号「10」 を背負い続ける中島は、「自分に求められているのは、 ゴールやアシスト。サッカーを楽しんだ上で、 より高いレベルにいきたい」と語った。
来年1月のリオ五輪アジア最終予選まで時間は限られている。 手倉森誠監督率いるU-22日本代表は、 貴重な実戦の場を生かし、 チームの成熟度を上げていかなければいけない。残り半年で、 険しいアジアの壁を乗り越えるだけの地力を手にする必要があるの だ。
「代表は、 集まる時間も短く限られている。こういった場を大切にして、 しっかりとコミュニケーションをとっていきたい。 最終予選はより厳しい戦いになるので」
中島は今季、所属するFC東京では出場機会が限られてきた。 だが、ここにきてその存在感は増している。 20日のリーグ第16節鳥栖戦で途中出場すると、後半 分に自身J1初ゴールとなる同点弾を決めてチームの逆転勝利に貢 献した。
そのゴールの直後だった。 GKの権田は反対側のゴール前から猛然とダッシュし、 殊勲の中島を抱きかかえた。そして、 チームメートと代わるがわる歓喜の抱擁と、 ハイタッチが繰り返された。 そうした歓喜の輪ができたのは誰もが、 中島の日々の姿勢を知っていたからだろう。
来年1月のリオ五輪アジア最終予選まで時間は限られている。
「代表は、 集まる時間も短く限られている。こういった場を大切にして、
中島は今季、所属するFC東京では出場機会が限られてきた。
そのゴールの直後だった。
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