独代表ギュンドアン、愛車の窓が割られる被害 物議醸すトルコ大統領表敬訪問の影響か
ロシアW杯へ出発前に事件発生
ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが、ロシア入り前に愛車の窓を割られる被害に遭っていたことが明らかになった。ドイツ紙「ビルト」などが報じている。
ギュンドアンはトルコ系移民のMFメスト・エジル(アーセナル)とともに、5月にトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領を表敬訪問し、政治的な意図が介在しているのではという批判が集まった。そしてギュンドアンは、サウジアラビアとの国際親善試合(8日・レバークーゼン)に出場した際、自国サポーターからブーイングを浴びる羽目となった。
しかし、サポーターの行動はブーイングだけにはとどまらなかったという。ギュンドアンの愛車は、こうした問題が表面化した後の6月7日の夕方に、後部座席の窓が割れている状態になっていることが明らかになったという。ギュンドアンは、警察に被害届を出したと報じられている。
先日は元ドイツ代表MFシュテファン・エッフェンベルク氏がドイツメディア「Tオンライン」の取材に応じ、二人の代表追放を求めた。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)を制してディフェンディングチャンピオンとしてロシアW杯に臨むドイツ代表だが、中盤の司令塔には思わぬ逆風が吹き続けている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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