「PKのミスはつらい」とメッシが心境吐露 W杯初戦でシュート11本も不発
アイスランドとの初戦、勝ち越しのチャンスでPK失敗
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)は16日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)のアイスランド戦でPKを失敗。この決定機を逃したアルゼンチンは初出場国相手に1-1のドローに終わり、勝ち点1でのスタートとなった。シュート11本を放ちながら無得点に終わった主将のメッシは、「PKのミスはつらい」と振り返っている。英公共放送局「BBC」が報じた。
メッシは1-1で迎えた後半19分に味方が倒されて得たPKのキッカーを務めた。しかし、ゴール左を狙ったシュートはGKハネス・ハルドルソンに読み切られ、勝ち越しのチャンスを逃した。
単騎突破で次々にシュートを狙うメッシだったが、ボールは枠に収まらず。データ会社「オプタ」の記録によれば、メッシ一人でシュート11本を放ったが、アルゼンチンは勝利を逃した。
「脚本を書き換えられるはずだった。アドバンテージだった」
PK失敗をこう振り返ったメッシ。「言うまでもないけど、PKのミスはつらいよ」と振り返った。「僕らは3ポイントにふさわしかったが、それを得ることができなくて悔しい。勝利でスタートすることは常に重要なことだが、今は次のクロアチア戦のことを考えなければいけない」と気持ちを切り替えた。
2014年ブラジルW杯の準優勝国は、南米予選を本大会ストレートインギリギリの4位で突破するなど苦戦続きだ。このアイスランド戦でもメッシ依存が顕著となった。まさかのドロー発進となったが、クロアチア、ナイジェリアといった難敵が揃い“死の組”とも言われているグループDを勝ち抜くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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