メッシはW杯で「ロナウドに立ち向かえない」 PK失敗の天才を伊メディアが辛口評価
初戦のアイスランド戦で不発、チームも1-1ドロー発進
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間16日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第1戦のアイスランド戦でPKを失敗するなど不発に終わった。チームは1-1で引き分けたが、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は「メッシは現時点でロナウドに立ち向かえない」と厳しい評価を下している。
メッシはこの試合で両チーム最多となる11本のシュートを放った。そのうち1本が、後半19分に蹴ったPKだった。しかし、得意の左足で丁寧にゴール左を狙ったキックはGKに弾き出されて失敗。データ会社「オプタ」の記録では、枠内シュートはこれを含む3本だった。
常に世界最高のサッカー選手はどちらかと比較されるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、その前日に対照的なまでの成績を残した。強豪スペインを相手にPK成功を含むハットトリックを達成。同データでは、シュート4本のうち枠内が3本で全て決めていた。
「メッシはこれが4大会目のワールドカップだが、15試合で5ゴールと(並の選手ならともかく)爆発的な得点力を示しているとは言い難い。アイスランド戦も、幽霊のように消えていたわけでもない。一方でロナウドは前回までで3ゴールだったが、スペイン戦の3ゴールで今の得点力を証明した。メッシはメンタル面に問題があるのかもしれないが、現時点でロナウドに立ち向かえない」
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