「スーパーマンだって人間なのさ」 PK失敗のメッシをモウリーニョ監督が擁護
アルゼンチンは格下アイスランドに1-1の痛恨ドロー
アルゼンチン代表は現地時間16日、グループリーグ初戦でアイスランドと対戦し、1-1と引き分けた。バルセロナFWリオネル・メッシのPK失敗が試合結果に響いた格好となったが、マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は擁護の姿勢を示している。
1-1で迎えた後半19分、アルゼンチンが獲得したPKのキッカーを務めたのはメッシ。鋭いシュートをゴール左に放ったが、相手GKに読み切られ弾かれてしまう。その後も決定機に絡むことができず、格下相手に勝ち星を取りこぼす痛恨のドローに終わった。
ロシアテレビ局「RT」で解説を務めるモウリーニョ監督は、メッシの低調なパフォーマンスについて擁護するコメントを残している。
「アルゼンチンは当然ボールを保持し攻めていたが……メッシのアクションは常にボックス外からのものだった。トライし、ドリブルし、シュートも打っていたけどね。だが、彼に対し相手DFが1人、2人、そして3人それはもう難しかったはずだ。スーパーマン、あるいはスーパープレーヤーだって人間なのさ。そこには当然感情があるわけで、PK失敗が精神的に影響を与えたと考えるのが妥当だろう」
メッシは欧州年間最優秀選手に贈られるバロンドールを過去5度受賞し、歴代最高の選手と評されることも多い。そんな彼でも、W杯という大舞台でのPK失敗は、大きな傷として残るのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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