マンジュキッチがPK獲得、モドリッチが決めて追加点

　後半に入るとナイジェリアが反撃を見せ、3本連続でコーナーキックを奪うなどチャンスを作ったが、クロアチアもゴール前で集中力を保って跳ね返した。ナイジェリアは同17分、CSKAモスクワ時代に日本代表FW本田圭佑ともチームメイトだった規格外のスピードを持つFWアーメド・ムサを投入して勝負に出た。

しかし、攻め疲れの感を見せ始めたナイジェリアはクロアチアのコーナーキックの場面で、ニアサイドに入ったマンジュキッチをDFウィリアム・エコングが抱え込んでしまってPKの判定。これを主将のモドリッチが冷静にゴール左に決め、後半25分にクロアチアがリードを2点に広げた。

　試合はこのままクロアチアがナイジェリアにペースを渡さず、2-0で勝利。前回大会は開催国ブラジルとの開幕戦に敗れてグループリーグ敗退を喫したクロアチアだったが、アフリカの雄に完封勝ちして幸先の良いスタートを切り、第2戦では強豪アルゼンチンとの大一番に臨む。