クロアチアが好発進 アフリカの雄ナイジェリアを2-0撃破、主将モドリッチもゴール
前半32分にナイジェリアのエテボがオウンゴール
ロシア・ワールドカップ(W杯)で20年ぶりの躍進を狙うクロアチアが好発進した。現地時間16日のグループリーグ初戦ナイジェリア戦で2-0の勝利を収めた。
クロアチアは中盤にレアル・マドリードでも「10番」を背負うMFルカ・モドリッチと、バルセロナのMFイバン・ラキティッチを並べた。初出場ながら3位に輝いた1998年フランス大会に勝るとも劣らないと国内で評判のチームは、アフリカの雄で「スーパー・イーグルス」の異名を取るナイジェリアを迎え撃った。
最終ラインからモドリッチとラキティッチがボールを引き出しながら組み立てるクロアチアは、プレスを受ければロングボールをFWマリオ・マンジュキッチがキープする攻撃が機能。前半は主導権を握っていった。
するとクロアチアは前半32分、セットプレーのチャンスにニアサイドでコースが変わったボールにマンジュキッチがダイビングヘッド。このボールがナイジェリアMFオグヘネカロ・エテボに当たってオウンゴールとなり、1-0とリードを奪った。2016年リオデジャネイロ五輪では日本戦で4ゴールのエテボだったが、W杯の舞台では不運な先制点を与える結果になってしまった。
page1 page2