W杯初出場アイスランドと熱狂的サポーター 「国民の9%がロシア入り」と米メディア報道

W杯初出場のアイスランドは、「国民の9%がロシア入り」と報じられている【写真:Getty Images】
W杯初出場のアイスランドは、「国民の9%がロシア入り」と報じられている【写真:Getty Images】

強豪アルゼンチンと1-1で引き分け歴史的な勝ち点1を獲得

 ワールドカップ(W杯)ロシア大会で、初出場となったアイスランド代表は、国民からの熱烈なサポートを受けている。米メディア「スポーツ・クオティエント」は、ロシア入りしたアイスランドサポーターについて報じた。

 アイスランドはグループDに入り、初戦で優勝候補の一角であるアルゼンチンと戦い(1-1)の熱戦を演じた。スタジアムではアイスランドを応援するサポーターからの、野太さすら感じさせる手拍子とコールが響き渡った。

 それもそのはずで、同メディアの調査では会場となったロシアの首都モスクワのスパルタク・スタジアムを訪れたアイスランドサポーターは3万人に上るという。これは、2016年時点で約33万人と公表されているアイスランドの人口のうち、9パーセントに上る。

 概ね、アイスランド全土から11人に1人がチームの晴れ舞台をサポートするためにロシア遠征を敢行した。ボール際での魂を感じさせるような強さを見せたアイスランドを支えたのは、16年の欧州選手権でも話題になった熱狂的なサポーターとの絆も一因にありそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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