イニエスタは「欧州を離れるのは早すぎる」 ポルトガル戦のプレーに英紙が“惜別報道”
W杯初戦のポルトガル戦に先発出場し、さすがのテクニックを披露
スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは今季限りで下部組織から22年間在籍したバルセロナを退団し、J1ヴィッセル神戸加入を決めた。34歳のゲームメーカーは現地時間15日に行われたロシア・ワールドカップ(W杯)のポルトガル戦(3-3)に先発出場し、攻撃陣を牽引。そのハイパフォーマンスぶりから「ヨーロッパを離れるのは早すぎる」と惜しむ声が挙がっている。英紙「デイリー・メール」が報じた。
左のインサイドハーフとして起用されたイニエスタ。得点に直接絡むことはなかったが、その技術の高さとパスでチャンスを演出した。後半25分にバルサで元同僚だったMFチアゴ・アルカンタラ(バイエルン)と交代でピッチを後にする際には、観客からスタンディングオベーションが送られた。
「サイドに残った髪の毛はグレーになり、90分間プレーを続けるスタミナも失われた」
記事では、そんなふうに表現されているイニエスタだが、その技術やプレーのキレに衰えは全く感じさせなかった。南アフリカ大会のW杯王者スペインと現欧州王者のポルトガルという世界トップレベルの戦いでも存在感を放った。
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