フランスが「VAR&ゴールラインテクノロジー」で2得点! 豪州に苦戦も2-1白星発進
VARによってスコアが動いた歴史的瞬間
試合が動いたのは後半10分だった。中盤でフランスのポグバが前を向くとスルーパスを供給。そして、FWアントワーヌ・グリーズマンが抜け出したところをオーストラリアDFジョシュア・リスドンが倒した。ウルグアイ人のアンドレス・クーニャ主審はノーファウルの判定でゲームを流したが、VARからのアドバイスで試合を止めて映像確認を行った。そしてPK判定となり、これをグリーズマンが自ら決めた。
しかし、オーストラリアは同16分、セットプレーのチャンスでゴール前にボールを供給するとフランスDFサムエル・ウムティティがハンド。これで獲得したPKを、オーストラリアの主将ミル・ジェディナクがゴール右に決めて1-1の同点に追いついた。
追いつかれたフランスのディディエ・デシャン監督は同25分、グリーズマンに代えてジルー、デンベレに代えてFWナビル・フェキルを投入する2枚代えを敢行した。すると同36分、縦パスを受けたジルーがフリックしたボールに突進したポグバのループシュートがクロスバーに当たって下へ。これが、ゴールラインテクノロジーによってゴールインと認定されフランスが勝ち越しゴールをマークした。
試合はこのまま2-1でフランスが勝利した。苦しみながらも勝ち点3を獲得したフランスに対し、オーストラリアも敗れたとはいえ、残りのペルー、デンマークを破っての決勝トーナメント進出に手応えを得られる一戦になった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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