スペイン代表イエロ監督、痛恨ミスの守護神デ・ヘアを擁護 「疑念を抱いていない」
ポルトガルとの死闘は3-3のドロー決着 2度のリードを許すも一時は逆転に持ち込む
スペイン代表は現地時間15日、ロシア・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ初戦でポルトガルと対戦。白熱のシーソーゲームの末に3-3で引き分けた。フレン・ロペテギ監督の電撃解任で急きょ指揮を執った元レアルDFのフェルナンド・イエロ新監督は、セーブミスで失点を犯した守護神ダビド・デ・ヘアについて「一切の疑念を抱いていない」と擁護した。
スペインは前半4分にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに先制点となるPKを決められるなど、二度にわたってリードを許す展開となった。それでも、FWジエゴ・コスタが2ゴール、DFナチョもスーパーボレーを叩き込むなど、一時は逆転して勝利に手をかけるところまで行った。
W杯開幕前日に就任したばかりのイエロ監督は初陣について、90分間を戦い抜いた選手たちを称えた。
「スペイン代表の選手たちは極めてプロフェッショナルだ。背番号の1番から23番まで、全ての選手が重要な存在だ。二度に渡って追いついてくれた彼らを誇りに思っている。非常に成熟したチームだ。組織としてどうプレーしたいのか熟知していて、お互いのためにプレーできる。これほどまでに選手がコミットして、チームとして成熟しているのは素晴らしいことなんだ」
page1 page2