【W杯データ解析】開催国ロシアの5-0快勝劇 「勝率74%」の“強み”を活かして圧倒
制空権を握ることで見出した勝機
ポゼッションは61.3%とサウジアラビアに分があった。試合内で558本のパスを通しており、試合の主導権を握ろうとしていたことが分かる。対するロシアはポゼッションやパス数で劣るものの、デュエル成功率は54.8%、空中戦勝利に至っては74.0%と制空権を握っていたことが分かる。
ロシアは後方からのロングボールやクロスで空中戦を制すことで、味方選手をペナルティーエリア内へと押し上げ、シュートに結びつけることに成功した。結果として14本のシュートを打ったが、そのうち11本がペナルティーエリア内からのシュートで、枠内シュートにも7本がつながった。正確性もさることながら、選手やチームの「強み」を活かしたサッカーができた点が勝利につながったのではないだろうか。
データ提供元:Opta
(Evolving Data)
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Evolving Data
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