C・ロナウドは「ダイブの常習者」 宿敵のスペイン代表DFピケが“疑惑のPK”を非難
スペインが試合終了直前までリードするも、ロナウドが圧巻の同点FK弾をマーク
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦の最注目カード、ポルトガル対スペインは大会史に残る名勝負となった。ポルトガル代表のエースFWが試合終了間際に起死回生の同点FKを決めてハットトリックを達成。試合は3-3の引き分けで幕を閉じたが、スペイン代表DFジェラール・ピケは「クリスティアーノはダイブの常習者」と非難した。スペイン紙「マルカ」が報じている。
試合が動いたのは前半2分。ロナウドがペナルティーエリア左からドリブルを仕掛け、シザースフェイントを交えて縦への突破を図ると、レアル・マドリードの同僚であるスペイン代表DFナチョが足を引っかけてひっかけて主審はPKを宣告。これをロナウドが冷静に決めて先制点をもたらした。
前半終了間際には、ロナウドの強烈なシュートがスペイン代表GKダビド・デ・ヘアのセーブミスを誘って2点目。さらに、2-3と劣勢で迎えた後半43分にはゴール正面約22メートルの距離から鮮やかに直接FKを沈め、自身W杯初となるハットトリックを達成した。
「我々には数多くの決定機があった。彼らはシュート3本で3点を決めた。ワンサイドゲームだったけど、現実を受け止めなければいけない」
ピケは華麗な連携で試合の主導権を握りながらも、勝ち点1に終わった現実を嘆いた。