元英代表DFキャラガー、名手イニエスタの“ジダン超え”に太鼓判 「サッカー界の神」
2010年南アフリカW杯以来となる世界制覇に導けるか
ついに4年に一度の祭典であるワールドカップ(W杯)が開幕。優勝候補であるスペインはフレン・ロペテギ監督の電撃解任で話題をさらったが、J1ヴィッセル神戸への移籍が決まったMFアンドレス・イニエスタに大きな注目が集まっている。そんな34歳のマエストロに対し、リバプールのレジェンドである元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーは、「史上最高のサッカー選手の一人」と言われる元フランス代表MFジネディーヌ・ジダンを超えることができると主張した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
2010年の南アフリカW杯決勝戦。オランダとの延長戦に及ぶ死闘に終止符を打ったのは、イニエスタの一撃だった。それから8年が経ち、34歳となったイニエスタは、自身最後になる可能性が高いW杯で再びタイトル獲得を目指している。
キャラガー氏は、今大会でスペインを世界制覇に導くことができれば、ジダンの功績を上回ると考えているようだ。
記事では、キャラガー氏が英紙「テレグラフ」のインタビューで発したコメントを引用。イニエスタの成功に期待していると語った。
「イニエスタは今までのスペインで最高のサッカー選手だ。彼はパンテオン(神々)を崇拝しているが、過去も現在も、サッカー界の神のように高く評価されるべきだ。攻撃的なMFとして、イニエスタはジダンと同じ舞台に立っている。もし彼が2010年と同じようにスペインに優勝をもたらすことができれば、私はジダンを上回ることになるだろうと見ているよ」
フレン・ロペテギ監督が大会開幕前日に解任され、グループリーグ初戦のポルトガル戦も打ち合いの末に3-3のドロー発進となったスペイン。厳しい状況のなかで、イニエスタは母国を優勝に導くことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)