長友佑都が自身2回目のW杯に大きな自信 「体の中に本物の長友がいる。本物の長友佑都を見せられる」
アメリカ合宿を経てブラジル上陸後、2日目の練習は日本代表のベースキャンプ地イトゥで初めて行われた。ラテンの太陽が照りつける中、部分的に非公開とされた環境で、長友は汗を流した。その練習後の取材で、独特な“長友節”を炸裂させた。
日本は2010年南アフリカワールドカップで16強に進みながら、PK戦の末にパラグアイに敗北。前回大会のその悔しさについて質問された時だった。
「何も出来なかった。代表のキャリアの中で1番、辛かった。そういう意味でも、僕たちの成長を試せる、いい場だと思う。最高のコンディションにもっていきたい。ここでは言えないトレーニングも4年間積んできた。このW杯のために、体、メンタルを作ってきた。そのエネルギーを見せたいし、自分の体の中に、本物の長友がいる。(W杯で)本物の長友佑都を見せられると思う」
親友の本田圭佑はACミラン移籍時に、「自分の中のリトル本田と相談した」と発言した。これはオランダ代表FWロビン・ファンペルシの言葉をそのまま引用した形だったが、「自分の身体の中の本物の長友」という表現はオリジナルだろう。“リアル長友”と自信満々に言い切るには確固たる裏付けがある。