W杯史に残る名勝負 壮絶なポルトガル対スペインをFIFA絶賛「なんて試合だ!」
ロナウドのハットトリック、コスタの個人技、ナチョのスーパーボレーと見どころ満載
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦の最注目カード、現地時間15日のポルトガル対スペインの壮絶な撃ち合いに世界中が驚愕した。ポルトガルのエースFWクリスティアーノ・ロナウドがハットトリックを決めれば、スペインも鮮やかな連係などで3ゴールを奪取。白熱の展開が続いた3-3の引き分けに、FIFA公式ツイッターも「とんでもない試合だ」と歓喜のつぶやきを投稿している。
イベリア半島のライバル対決は、前半4分にロナウドが奪取したPKを決めてポルトガルが先制。スペインもFWジエゴ・コスタが前半24分に個人技から同点ゴールを決めるが、前半終了間際にロナウドがこの日2点目で再びリードを奪う。
後半に入るとスペインのパスワークが冴えわたり、ジエゴ・コスタの同点ゴール、DFナチョのスーパーボレーが突き刺さり逆転に成功したものの、同41分にはロナウドが直接FKを叩き込み、またも同点に。W杯史に残る撃ち合いとなった。
この戦いには、FIFAも称賛の声を上げるほかなかった。3-3の試合終了を告げるツイートでは「とんでもない内容だった。ポルトガルとスペインの弓を撃ち合うかのような。なんて試合だ! これこそが娯楽だ」と興奮気味に伝えている。
またマッチスタッツではボール保持率62%、パス成功率91%をマークしたスペインのパスサッカー、ポルトガルは枠内シュート3本ながら3得点と、ロナウドの決定力の凄さを確認できるデータなどが紹介されている。
お互いが持ち味を存分に出し合った90分間。FIFAの絶賛ぶりからも分かるように、W杯で語り継がれる名勝負となるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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