C・ロナウドが前半で2発! ポルトガルがスペイン相手に2-1リードで後半へ
前半24分にスペインが追い付くも、ロナウドが勝ち越しゴールを奪う
ロシア・ワールドカップ(W杯)グループリーグ初戦の最注目カード、ポルトガル対スペインが現地時間15日に行われ、開始わずか2分でFWクリスティアーノ・ロナウドが2得点を挙げて2-1とポルトガルリードで前半を終えた。
大会開幕前日にフレン・ロペテギ前監督が電撃退任される前代未聞の事態に見舞われたスペイン。船出となる一戦でフェルナンド・イエロ新監督はJ1ヴィッセル神戸加入が決まったMFアンドレス・イニエスタ、FWダビド・シルバ、DFセルヒオ・ラモスらお馴染みのメンバーを選択。2年前の欧州選手権王者ポルトガルはロナウド、DFペペがスタメンに名を連ねた。
試合は前半2分、いきなりロナウドが魅せる。ペナルティーエリア左に侵入したロナウドがシザースフェイントから仕掛けると、レアルでチームメイトであるDFナチョが引っかけて主審がPKを宣告。これをロナウドが同4分に冷静に決めて1-0と先制に成功した。
優勝した南アフリカ大会、前回ブラジル大会と2大会連続で初戦を落としているスペインとしてはまたしても出だしから躓く形に。その後、前半9分にはシルバがゴール前で右足ボレーシュートを放ったが、大きく枠を外れた。
その後もポルトガルのカウンターにさらされたスペインだが、前半24分にジエゴ・コスタが見せ場を作る。ロングボールに対してペペとの競り合いを制してゴール正面に侵入すると、強引にシュートを放ち同点ゴールをゲットした。
前半35分にはスペインが緩急自在のパスワークからイニエスタが際どいシュートを放てば、ポルトガルの高速カウンターが隙あれば発動しそうな展開が続く。すると前半終了間際、ペナルティーエリア手前正面でロナウドが左足シュートを放つと、GKダビド・デ・ヘアが処理しきれずゴール左隅へ。ロナウドのこの日2点目で再びポルトガルがリードを奪った。
(FOOTBALL ZONE編集部)