ロペテギ監督とレアル会長、就任会見でスペイン連盟を口撃 現地紙特集「10本の矢」
スペイン代表監督解任の翌日にマドリードでレアル監督会見を実施
スペインサッカー連盟(RFEF)はロシア・ワールドカップ(W杯)開幕前日にフレン・ロペテギ監督を電撃解任。衝撃的な決断の引き金となったのは、レアルが来季からロペテギ監督が指揮を執ると発表したことだった。スペイン代表の後任監督には技術委員長を務めていた元レアルDFフェルナンド・イエロ氏が就いたが、一方でレアルとロペテギ監督は就任会見に出席し、RFEFのルイス・マヌエル・ルビアレス・ベハル会長への“反撃”に出た。
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ロペテギ監督は5月22日、スペイン代表との契約を2020年まで延長。しかし、そこから1カ月も経たない6月12日にレアルからロペテギ監督の就任が発表された。この一件をRFEFのルビアレス会長が知ったのはリリースが出される5分前だったと怒りを示し、ロシアW杯開幕前日の13日に解任に踏み切った。
解任決定後に母国スペインに戻ったロペテギ監督は、14日にレアルのフロレンティーノ・ペレス会長とともにマドリードでの就任会見に出席。現役時代にレアルに在籍した経験を持つロペテギ監督は古巣凱旋となったが、登壇した際には感動で涙を流し、声を震わせながら言葉を紡いだが、一方でペレス会長とともに発した言葉が新たな波紋を呼んでいる。
「フロレンティーノとロペテギがルビアレスに投じた10本の矢」
このような見出しで特集を組んだのは、レアルの機関紙とも呼ばれるスペイン紙「マルカ」だった。