ミラン移籍間近のJ・マルティネス 一転、アトレチコが横取りか

マンジュキッチの代役として白羽の矢

 ミランへの移籍間近と見られていたコロンビア代表FWジャクソン・マルティネス(FCポルト)にアトレチコ・マドリード移籍の話が浮上した。スペイン地元紙「AS」が報じている。
 3500万ユーロ(約48億6500万円)という移籍金での大型契約をまとめたかに思われたミランにとってはまさに寝耳に水だ。復活を期すべく、移籍マーケットで積極的な動きを見せるミランは、ポルトガルリーグ3季連続得点王のマルティネス獲得ですでに合意に達していると報じられていた。
 
 しかし、ここにきてFWマリオ・マンジュキッチのユーベ移籍が迫るアトレチコが横やりを入れた形だ。ポルトガル地元紙「A Bola」によれば、アトレチコもミランと同額の3500万ユーロを支払う準備がある。
 今季セリエAを10位で終えるなどミランが低迷する一方、アトレチコは今季リーガを3位で終え、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得している。マルティネスは、ポルトで3季連続同大会に出場。ベスト8に進出した今季は8試合に出場し、得点ランク3位タイの7得点を挙げた。欧州最高の舞台での戦いの有無は、移籍にどの程度影響を及ぼすのか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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