チェルシーとマンCがバルセロナの大型ボランチを巡る争奪戦 

移籍市場の隠れた目玉に

 プレミア王者チェルシーと2位マンチェスター・シティというリーグタイトルを競ったライバルが、今季期限付き移籍していたウェストハムで活躍したMFアレクサンドル・ソングの争奪戦を展開している。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
 27歳のソングは2012年夏に主力として活躍していたアーセナルを離れ、スペイン王者バルセロナへ渡った。バルサではレギュラー奪取には至らず、今季開幕前にウェストハムへ期限付き移籍で加入。プレミアリーグ復帰を果たしていた。
 
 バルセロナとの契約を2年残すソングは来季もイングランドに留まる可能性が高まっている。報道によればチェルシー、シティのみならず、完全移籍で獲得を望むウェストハムのなど複数クラブがボランチとセンターバックを兼務できる実力者獲得に動いており、移籍市場の隠れた目玉として、激しい争奪戦が繰り広げられている。
 
 バルセロナはアーセナルからソングを獲得する際に1500万ポンド(約29億円)の移籍金を支払った。しかし、現在は3年前の購入額の3分の1まで大幅値下げし、500万ポンド(約9億7000万円)のオファーで売却する方針だという。ソングはすでにカメルーン代表からの引退を表明し、クラブでの戦いに専念している。プレミア2強が獲得を狙う万能型MFはどのような決断を下すのか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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