アルゼンチンの名DFサネッティ、同胞メッシの胸中に同情「大きなプレッシャーがある」
サネッティ氏が母国代表について言及 「難しい戦いになる」
ついに開幕したロシア・ワールドカップ(W杯)。アルゼンチンは16日にグループリーグ初戦のアイスランド戦を迎える。重要な一戦を前にアルゼンチンのレジェンドDFハビエル・サネッティ氏は、エースであるFWリオネル・メッシ(バルセロナ)に対してアルゼンチン国内からプレッシャーが高まっていると主張した。英メディア「sportskeeda」が報じている。
近年のアルゼンチンは2014年のブラジルW杯決勝でドイツに0-1で敗れて準優勝に終わると、15年と16年のコパ・アメリカでは2大会連続決勝でチリに敗れ、タイトルを獲得することができなかった。
エースとして君臨するメッシは、クラブシーンでこそ多くの栄光を手にしているが、国際舞台では2008年の北京五輪金メダルのみで、W杯やコパ・アメリカではいまだ優勝経験がない。
記事ではイタリアメディア「スポーツ・メディアセット」の情報を引用。アルゼンチンに優勝をもたらすためにW杯に向けて準備を進めているメッシだが、彼のプレーに対して厳しい目が向けられているとサネッティ氏が認めていると伝えた。
サネッティ氏は「彼には大きなプレッシャーがある。ただ、この大会だけではないし、過去もそうだった」と振り返りつつ、優勝は簡単ではないと訴えかけた。
「誰もが彼のW杯になることを期待しているし、そうすればアルゼンチンは勝つことができる。しかし、彼ら以上の力を持った国もあるので難しい戦いになるだろう」
アルゼンチンはクロアチアとナイジェリア、そして初戦の対戦相手であるアイスランドと同組に入った。W杯で最高の成績を勝ち取るためにも、メッシは周りの雑音を気にせずにプレーすることが求められそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1