日本のW杯敵国「コロンビア&ポーランド攻略法」 “対戦経験あり”の韓国代表DFが指南

タレント揃いのコロンビア代表は、「チームとしてまとまったら怖い」とチャン・ヒョンスは語った【写真:Getty Images】
タレント揃いのコロンビア代表は、「チームとしてまとまったら怖い」とチャン・ヒョンスは語った【写真:Getty Images】

FC東京DFチャン・ヒョンスが見たコロンビア「チームとしてまとまったら本当に怖い」

 日本代表はロシア・ワールドカップ(W杯)のグループリーグでコロンビア、セネガル、ポーランドと同居。西野ジャパン発足からわずか2カ月で本番を迎えるなか、ライバル国とどのように戦えばいいのか。直近の約半年間で日本、コロンビア、ポーランドと対戦経験がある韓国代表DFチャン・ヒョンスに“攻略法”をレクチャーしてもらった。

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 短期決戦の鍵を握る初戦(6月19日)の相手はコロンビア。司令塔のMFハメス・ロドリゲス(バイエルン)、エースのFWラダメル・ファルカオ(ASモナコ)、MFフアン・クアドラード(ユベントス)など世界的なタレントを擁するが、その優れた個の力は脅威となる反面、日本が突破口を見出すファクターにもなりうるという。

「コロンビアにはご存知の通り、世界的に有名な選手がいます。我々が対戦した時には、彼らを中心とした個人特化型の印象でした。チームとしてまとまった時は本当に怖い存在ですが、個に優れた選手たちをそれぞれ分断することができればチャンスは出てきます」

 韓国は昨年11月にホームの水原でコロンビアと対戦。当時ファルカオこそメンバー外だったが、ハメスやMFアベル・アギラール(デポルティボ・カリ)、MFエドウィン・カルドナ(ボカ・ジュニアーズ/最終メンバーからは落選)など中軸メンバーを揃えた難敵に2-1と勝利を収めている。

 キーマンとなるハメスは、チャン・ヒョンスにとって2011年のU-20W杯でも激突(グループリーグ第3戦/0-1)するなどよく知る存在だ。「顔がカッコよくなりましたね(笑)」とユーモアを交えながらも、7年の時を経て選手として大きくスケールアップしたと話す。

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