元日本代表指揮官候補が古巣バルサの強化部長就任へ
バルサ新会長候補のマジョ氏とすでに合意
日本代表監督の有力候補だったカタール1部レフウィヤのミカエル・ラウドルップ前監督が古巣バルセロナの強化部長に就任する可能性が浮上している。カタールの情報サイト「ドーハスタジアムプラスカタール」が報じている。
「私はバルセロナの会長選立候補者の1人であるジョルディ・マジョ氏と合意をかわした。もしも、彼が7月18日の会長選で当選した場合、私はバルセロナのスポーティング・ディレクターになる。そうならない場合は、他のことに注力する」
現役時代デンマーク代表の天才司令塔としてバルセロナやレアル・マドリードで活躍したラウドルップ氏はこうコメントを寄せたという。
日本サッカー協会はハビエル・アギーレ前監督のスペイン1部サラゴサ時代の八百長疑惑の浮上により、監督候補を複数リストアップしていた。その際、有力候補のひとりとして、かつて神戸でプレーし、プレミアリーグ、スウォンジーなどで手腕を発揮したラウドルップ氏に白羽の矢を立てていた。当時はレフウィヤとの契約が残っていたために、違約金の問題でバヒド・ハリルホジッチ監督に方向転換した経緯があった。
2003年にも会長選に出馬していたマジョ氏は「ラウドルップについて、彼の名声ではなく、人間性を考えた。彼の知性、経験、年齢面も適正で、バルサの文化も理解している」と認めているという。
ラウドルップ氏は先週、レフウィヤとの契約延長に合意せずに、退団を発表していた。
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