コロンビアMF陣の要が西野ジャパンの“変化”を警戒 「ミスをすることはできない」
「我々がグループリーグの本命だとは思っていない」
今年5月にコーチに就任した元アルゼンチン代表MFエステバン・カンビアッソ氏が視察に訪れた12日のパラグアイ戦は日本が4-2で勝利。0-2で敗れた8日のスイス戦からメンバーを大幅に入れ替えて結果を残したことで、アルゼンチン人指揮官が様々なパターンを想定して準備していることがサンチェスの言葉からもうかがえる。
スペイン語で岩を意味する「ラ・ロカ」の愛称で親しまれる32歳のボランチは、今大会も堅い守りで相手の攻撃の芽を摘み取る役割が期待されているが、本人は至って冷静だ。
「(世間から)『中盤の要』と言われているが、僕はそうは思っていない。(同じボランチのマテウス・)ウリベ、アギラールを尊重しているし、それぞれが異なる特徴を持っている。でも、どういう組み合わせでも、我々は落ち着いてプレーすることができる」
コロンビアはグループリーグ突破の本命と目されているが、4年前にベスト8進出を経験しているベテランに奢りはない。「もちろん自信を持って戦いたいが、我々がグループリーグの本命だとは思っていない。謙虚な気持ちで日本戦を迎え、力強く戦いたい。良い戦いができるよう練習しているし、対戦を楽しみにしている」と、19日の初戦に向けてイメージを膨らませていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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