ロシア代表のラッキーボーイが話題 DF二人を無効化する美技に称賛「神フリック」

チェリシェフが奪ったチーム2点目直前の華麗なテクニックに称賛の嵐となっている【写真:Getty Images】
チェリシェフが奪ったチーム2点目直前の華麗なテクニックに称賛の嵐となっている【写真:Getty Images】

途中出場のチェリシェフが華麗なテクニックでチーム2点目を奪取

 ロシア・ワールドカップ(W杯)が現地時間14日に開幕し、ホスト国ロシアがサウジアラビアを5-0で下して、開幕戦に華を添えた。司令塔のMFアラン・ジャゴエフを負傷で失うなか、MFデニス・チェリシェフが見事に代役を務めて勝利に貢献。なかでも、27歳のラッキーボーイが奪ったチーム2点目直前の華麗なテクニックに称賛の嵐となっている。

 ロシアはサウジアラビア戦の前半12分、MFユーリ・ガジンスキーがヘディングシュートを決め、大会初ゴールとなる先制点を奪った。しかし、同23分にジャゴエフが左太もも裏を押さえて負傷交代。ここで交代出場したチェリシェフがラッキーボーイになった。

 同43分、ロシアは右サイドからのカウンターを仕掛け、左サイドから上がってきたチェリシェフにパスが渡る。背番号6は左足の甲でボールを浮かせ、タックルに来たサウジアラビアの選手二人をかわすと、左足アウトサイドでスペースに流して、飛び出してきた相手GKの横を抜く豪華なシュートでチーム2点目を奪った。

 衛星放送「ビーイン・スポーツ」公式ツイッターは、「スーパーサブのチェリシェフが堂々とリードを2点に広げる。そのタッチで二人のDFを交わした」と動画付きで紹介。コメント欄には「神フリック」「なんてスキルだ」「いいね!」「チェリシェフは彼らをメッカに送還した」と称賛が並んだ。

 チェリシェフは後半終了間際にも追加点を奪い、ロシアが5-0で快勝。ソビエト連邦時代に出場した1986年メキシコ大会以来のグループリーグ突破を目指すなか、最高の開幕戦になった。

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