FIFAが日本人審判をポルトガル対スペインに配置 佐藤氏が第4審判、相樂氏が第5審判を担当
大会2日目のビッグマッチに割り当て、イタリア人トリオをサポート
ロシア・ワールドカップ(W杯)本大会の2日目で最大の注目カードとなるポルトガル対スペインの一戦に、日本人審判団も関わることになった。国際サッカー連盟(FIFA)が、15日の試合までの審判団割り当てを発表した。
グループBの初戦となるポルトガル対スペインは、優勝候補同士のゲームであり、イベリア半島のライバル対決でもある注目の一戦だ。それに加え、スペインはこのゲームからわずか2日前に監督交代を決断し、世界中に衝撃を与えた。
FIFAの発表では、この試合を裁くのはイタリア人トリオとなった。主審にジャンルカ・ロッキ氏、副審がエレニート・ディ・リベラトーレ氏とマウロ・トノリーニ氏が任命された。そして、試合中のベンチコントロールや主審のリザーブとなる第4審判は佐藤隆治氏、同様の役割や交代の補助と副審のリザーブとなる第5審判には相樂亨氏が任命された。
日本からはこの両名に加えて山内宏志氏が副審として審判団に加わっているが、早くも2名には本大会のジャッジに関わる機会が注目カードで与えられた。前回大会では開幕戦で西村雄一主審ら日本人トリオが指名されたことが話題を呼んだが、今回は各グループ初戦の中でもビッグマッチとなる一戦に、日本人審判が指名されたことになる。
FIFAは大会中の各試合の審判は48時間前、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)の担当は24時間前までに発表するとアナウンスした。19日にコロンビアとの初戦を迎える日本代表チームより一足先に出番となった佐藤氏と相樂氏は、白熱必至の一戦でイタリア人トリオをサポートすることが求められる。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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