データで見る「W杯出場ベスト11」 英メディアが日本と同組3カ国から1人ずつ選出

「スカイ・スポーツ」は、今季の欧州5大リーグのデータを基準に出場32カ国からベストイレブンを選出【写真:Football ZONE web】
「スカイ・スポーツ」は、今季の欧州5大リーグのデータを基準に出場32カ国からベストイレブンを選出【写真:Football ZONE web】

日本人選手をよく知るサネと、4年前苦杯をなめたハメス

 そして第2戦で当たるセネガルのサネは、今季の活躍が認められ、5シーズンプレーしたハノーファーからシャルケへとステップアップする。かつて酒井宏樹(マルセイユ)、清武弘嗣、山口蛍(いずれもセレッソ大阪)と共闘しており、ピシュチェクと同様に大迫勇也(ケルン→ブレーメン)らドイツでプレーする日本人選手の特長も分かっているはずだ。

 中盤は、フランスのMFフロリアン・トヴァン(マルセイユ/7.94pt)や、グループリーグで日本と対戦するコロンビアのMFハメス・ロドリゲス(バイエルン/7.63pt)、さらにベルギーのMFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/7.80pt)、ブラジルのMFネイマール(パリ・サンジェルマン/8.95pt)の4人となった。

 コロンビアのハメスは、4年前のブラジルW杯でも日本が苦杯をなめた相手だ。今季レアルから加入したバイエルンでは、移籍当初こそ苦しんだものの徐々にチームにもフィットし、7得点11アシストを記録してリーグ連覇に貢献。W杯初戦では再び苦い記憶が蘇るようなプレーで、日本ゴールを脅かしてくるだろう。

 そして最前線には、ともに過去5度のバロンドール受賞を誇るサッカー界の二枚看板が並んだ。CLで15得点を挙げ、6季連続得点王を獲得したロナウド(7.94pt)は、リーグ戦でも26得点を記録した。シーズン序盤こそ低調だったが、このロシアW杯を見据えていたかのように次第に調子を上げていった。メッシ(8.68pt)は、リーグ戦で34得点を決めてピチーチ(得点王)を受賞、2年連続5度目ゴールデンシューを獲得した。そのほかにもドリブル成功185回、キーパス87本など印象的なスタッツを残し、国内二冠を達成したバルサを牽引した。

 英メディアが選出したベストイレブンにも入ったグループH対戦国の3人が、いよいよ開幕するロシアW杯で日本の前に立ちはだかる。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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