日本は「希望見出した」と韓国メディア称賛 本田不在にも言及「経験は無視できないが…」

パラグアイ戦で2ゴールを決めた乾【写真:Getty Images】
パラグアイ戦で2ゴールを決めた乾【写真:Getty Images】

パラグアイ戦の4-2勝利を報道、乾と香川の活躍に注目

 日本代表が12日の国際親善試合でパラグアイ代表と対戦し、4-2で勝利した。韓国メディアも日本の勝利を大々的に報じ、「本大会に小さな希望を見出した」と称賛している。

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 特に2ゴールを決めて勝利の立役者となった乾貴士について、スポーツ紙「MKスポーツ」は「乾、世界最高舞台の選手らしさがあった」との見出しを打ち、「スペインリーグのエイバルに加入した後、89試合11得点10アシストを記録。2018-19シーズンからはレアル・ベティスに移籍した」と紹介。さらに「(日本は)パラグアイ戦の前はAマッチ1分4敗と不振で、FIFAランキング32位のパラグアイに勝利できなければ、6試合連続未勝利のままロシアW杯に行くことになっていたが、乾の活躍でその心配を消し去った」と伝えた。

 また同紙は「香川真司の活躍も肯定的な要素」と紹介し、「攻撃的MFとしてフル出場し、1得点2アシストの逆転勝利に貢献した」と報じた。

 さらにスポーツ専門サイト「SPORTS Q」も、「昨年12月に韓国とEAFF E-1選手権で1-4の惨敗から未勝利の日本はW杯本大会を前に、今回の勝利で希望の光を見出した」と伝えている。

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金 明昱

1977年生まれ。大阪府出身の在日コリアン3世。新聞社記者、編集プロダクションなどを経てフリーに。サッカー北朝鮮代表が2010年南アフリカW杯出場を決めた後、代表チームと関係者を日本のメディアとして初めて平壌で取材することに成功し『Number』に寄稿。2011年からは女子プロゴルフの取材も開始し、日韓の女子ゴルファーと親交を深める。現在はサッカー、ゴルフを中心に週刊誌、専門誌、スポーツ専門サイトなど多媒体に執筆中。近著に『イ・ボミ 愛される力~日本人にいちばん愛される女性ゴルファーの行動哲学(メソッド)~』(光文社)。

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