W杯開幕前日にスペイン代表激震! 来季レアル就任のロペテギ監督を電撃解任「我々は決別した」
レアル新監督就任発表が引き金か
2大会ぶりのワールドカップ(W杯)優勝を目指すスペイン代表に激震が走った。スペインサッカー連盟(RFEF)は13日、本大会開幕前日にフレン・ロペテギ監督の電撃解任を決定した。
ロペテギ監督は12日、ロシアW杯終了後にレアル・マドリードの新監督になることが突如として発表されていた。5月22日にRFEFと2020年までの契約延長を果たしていたばかりだっただけに、衝撃の監督人事となった。
スペイン「ラジオ・マルカ」によれば、RFEFのルイス・マヌエル・ルビアレス・ベハル会長はロペテギ監督とレアルの間で交渉があったことを認識していたものの、W杯直前というタイミングでの発表に対して怒りを示していたという。
これにより、RFEFはロテペギ監督に対する不信感を募らせたようだ。
日本時間13日の17時半から記者会見が予定されていたが、1時間半以上も遅れてロペテギ監督不在の中で会見がスタート。主将DFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)ら選手たちはロペテギ監督の続投を希望して説得していたとも報じられたが、ルビアレス会長は解任を決断した。
ルビアレス会長は会見で、「我々は代表監督と決別した。我々は彼の幸運を祈る。スペイン協会は彼の仕事をさらに向上させないといけない。スペイン代表はすべての国民にとってのものだ。W杯まで2、3日でこんなこと(レアル監督就任)はできない。我々はこの決断を強いられた」と説明している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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