乱闘で試合後レッドのネイマール、出場停止処分は19日に確定
2試合出場停止が濃厚
コパ・アメリカ2015(チリ)のグループC、 コロンビア対ブラジルの一戦で試合後にレッドカードを受けたブラ ジル代表FWネイマールは現時点で1試合の出場停止処分が下され ている。しかし、処分は暫定で、今後拡大される可能性がある。 コパ・アメリカの大会公式ウェブサイトが伝えている。 ネイマールは、 コロンビア戦の前半に大会2枚目のイエローカードを受けていたた め、この時点で第3戦は出場停止が確定していた。しかし、 試合後に、このブラジル代表主将がコロンビア代表DFパブロ・ アルメロにボールをぶつけたことにコロンビア選手が激高。 ネイマールはもみ合いの中、DF ジェイソン・ムリージョにヘッドバットをし、 その後やり合ったFWカルロス・ バッカとともにレッドカードを提示されていた。 処分は、南米サッカー連盟(CONMEBOL) の規律委員会によって決定される。現地時間19日(金曜日) には正式に確定し、 どうやらイエローカード2枚累積とレッドカードによる2試合出場 停止になると見られている。 現地時間18日に行われたグループCのペルー対ベネズエラの一戦 でペルーが1-0と勝利した。このため、 グループCは2試合を終え、 全4チームが勝ち点3で横並びの状態になった。 得失点差も4チームそろって0、総得点はブラジル、ペルーが2、 コロンビア、ベネズエラが1となっている。勝ち点で並んだ場合、 得失点差、総得点の順で順位が決定し、そのいずれの条件でも 並んだ場合は当該チーム間での結果次第となる。 優勝候補の一角であるブラジルだが、最終戦で敗れれば、 大会から姿を消す可能性もある。 攻撃の核となるキャプテン不在で、 この窮地を脱することはできるだろうか。 【了】 サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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